がん保険で有名なAflacのコマーシャルにいつも登場するアヒル「アフラックダック」。動きもしゃべりも可愛くて、人間との会話のシーンも面白い好きなCMです。
ところで、あのアヒルは本物のアヒルなのでしょうか?本物なのかそれとも本物そっくりのロボットなのか・・・CMを見るたびにどっちなんだろうと考えてしまいます。
ということでアヒルやアヒルの声優について調べてみました!
アフラックのアヒルは本物?偽物?
アメリカンファミリー生命保険のサイトに「アフラックダックの秘密」というページがあったので読んでみたところ、なんとシーンごとに本物とロボットを使い分けて撮影しているとのこと。
ロボットを操作しているのはハリウッドの人形使い4人組で、撮影があるたびにハリウッドから来日するのだそうですよ!一応本物も登場していたんですね。
ちなみにアメリカと日本のアフラックダックは性格が違っていて、アメリカは「活発」、日本は「誠実」という設定だそうです。お国柄を表しているような気がするのは気のせいでしょうか。
アヒルの声優役は誰?
アフラックダックの声優についても調査してみました。
日本の声優は、ジェフ・マニングという男性です。
NHK語学番組や、トヨタ自動車・日清カップヌードル、ロッテの『TOPPO』などのコマーシャルやゲームキャラクターボイスなどにも出演しています。実は日本語もペラペラな方なのです。
アメリカバージョンのCMには2人の声優がいます。
最初の1人目は解雇されてしまったのですが、コメディアンの「ギルバート・ゴットフリード」です。彼が解雇された理由は、東日本大震災直後に、震災をネタにしたブラックジョークを言ってしまったからです。
解雇されてから新たに全米オーディションをすることになり、アフラックダック役の応募数1万2,500人の中から見事選ばれたのは、ミネソタ州に住む男性「ダニエル・マクキーグ」です。この方はミネソタのラジオ局の営業部長なんだとか。
オーディション中で声優不在のときにアメリカで放送されたという『サイレント映画』篇のCMを探してみました。
CMの最後にアヒルが電車に轢かれてしまう(生きてます)という少々ショッキングな内容ですが、ギルバートさんのブラックジョークよりある意味ブラックで面白いと言われているようですよ。
ブラックスワンの声優は有吉弘行
日本ではアフラックダックの他に、黒いアヒルの「ブラックスワン」が出演しています。
保険をすすめるアフラックダックに対し、ブラックスワンは「保険なんて必要ない!」っていう何事にも否定的なタイプのアヒルです。
ちなみにブラックスワンの声優は有吉弘行さんで、毒舌の彼にはもってこいのキャラクターではありませんか。
アフラックダックとブラックスワンの対決するCMのバージョンはいつも面白いなと思ってみています。
例えば、医療保険について真剣に考えている会社員に対し、ブラックスワンは「通院保障なんて必要ない!先のことなんて考えない豪快な男になれよ!」と諭すシーンがあります。すると、アフラックダックが現れ、追いかけられて逃げてしまう。。。実は可愛くてにくめないキャラクターのアヒルちゃんなんです(笑)
天使のアフラックダックと悪魔のブラックスワン、次のCMではどんなやりとりをみせてくれるのか楽しみです♪